令和8年6月28日(日) 令和8年度「建築士の日」事業 県央ブロック「長岡の今と昔を学ぶ」見学会

長岡支部では令和8年6月28日(日)に、「建築士の日」事業として「長岡の今と昔を学ぶ」と題し、長岡市内3か所をまわる見学会を開催いたしました。

まず、令和6年に竣工した長岡造形大学第4アトリエ棟を、同大学の佐藤淳哉教授に詳しく解説をして頂きながら、見学しました。流線形が美しい屋根の形状に合わせた内部吹抜け空間は、重力換気による自然通風を取り入れ、春と秋の空調エネルギー負荷の低減を図るよう考えられているそうです。




次に長岡市のシンボルである水道タンクと周囲のポンプ室棟、予備発電機室棟の見学をしました。これらの建物は国の登録有形文化財に登録されています。
長岡造形大学の平山学長、津村准教授、水道タンク友の会の小林会長より、解説をいただきました。
通常は内部の公開をしていない水道タンクではヘルメットを着用し、はしごのような急勾配の階段を登り、最上部の貯水タンクも見ることができました。
この辺りは第二次世界大戦での長岡空襲を受けたエリアで、予備発電室棟の屋根の一部は、焼夷弾が落ちてきて穴の開いた部分を新しく張り替えてありました。




3か所目は、今年5月末に開館した長岡戦災資料館の見学です。
長岡造形大学の津村准教授、設計監理の(株)長建設計事務所の緑川氏、施工の(株)大石組の山本氏に解説していただいた後、自由見学としました。この建物は元々「互尊文庫」という公立図書館で長岡市民にとって馴染みの深い建物であり、それを大規模模様替えと増築しています。




当日は天候が心配でしたが快晴となりました。
定員50名と予定していたところ、たくさんのお申込みを頂き、会員39名一般15名の計54名での見学会となりました。一般の中には小学生の参加もあり、少しでも建築に興味を持って貰えていたらと思います。
最後に、実行委員長を仰せつかったものの、わからないことだらけの私に多くの助言や協力を頂いた、長岡支部の銀山総務組織委員長、小川技術事業委員長、大変ありがとうございました。

新潟県建築士会長岡支部 上石茂美